アグテックによる新しい未来とは?近未来型植物プラント

近年IT業界で注目を集めて始めているのは、「アグテック」という言葉です。

「アグテック」とは、AIやテクノロジーと農業を組み合わせた言葉で今後の重要な事業として、「フィンテック(金融とテクノロジー)」とともに技術者や投資家の間で注目を集めています。

2019年には、マイクロソフトがアフリカにアグテックやフィンテックの目的に、アフリカを拠点にプログラマーを採用することを決定しており、今後も徐々に浸透することが明らかです。

今回は、なぜ投資家や企業から「アグテック」が注目されているのか、ビジネスに取り入れる方法に調べてみたいと思います。

前もって、最新情報やIT関連の情報はチェックをしておき、今後の動向に注目しておきましょう。

人口が爆発する未来

アグテックの話をする前に、まずは世界の人口についてお話しましょう。

世界の人口は、現在は75億人。2025年には80億人を超え、その後もアジア、アフリカを中心に増加の一途をたどるとされています。(その逆に日本の人口は減ります)

特にアフリカ大陸は2025年には累計13億人以上となり、さらに2050年には25億人にも人口が増加します。

さらに、医療分野での技術は進歩するので、人間は長生きすることができるようになるため、人口はどんどん増え続けるのです。

そこで起きてくるのが、食糧不足、水不足といった生命の危機を脅かすような問題です。

さらに人口増加は気候変動も大きく影響を与えるので、気温が少し変わっただけでも打撃を受ける農業は深刻で、このままでは生産性は落ちることは目に見えています。

「怖い」「受け入れがたい」と思うかもしれませんが、これは現実に起こることとされています。

しかし、やみくもに恐れることはありません。

そういった未来に対して、今から準備をしていこう、IT技術の力でなんとか解決していこうというのが、「アグテック」という話なのです。

未来の重要キーワード「アグテック」の企業事例

このように、未来を担う重要なキーワードとなっている「アグテック」です。

アグテックとは、前述したとおり、農業とテクノロジーを足した造語ですが、今後人口増加が進むにつれ、ますます注目を集める言葉となるでしょう。

しかし、現在どういった企業事例があり、どういった方法で進められているのかはあまり知られていないですよね。

そこで、国内外でのアグテックを利用した事例を紹介しておきましょう。

ドローンを使って遠隔操作で農業を

ドローンを活用して遠隔操作や全自動で、農薬や肥料を散布する農業用ドローンをあのヤマハが開発しています。

全自動でドローンが農薬や肥料を散布し、しかも衛星通信によりどこに散布したのかを記録しているので人の手でするよりも散布漏れを防げて確実に農業がおこなるというメリットもあります。

農家が手仕事で行なっていた散布(もしくは手動ヘリコプターで行なっていた)の作業を全てドローンに任せてしまうという画期的な試みですよね。

ハーパー氏の完全コンピューター制御の農園

マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボ所長、ケイレブ・ハーパー氏は、フードコンピューターを使って土で育てる農業ではなく、屋内でコンピュータ制御された環境で野菜を育てようという実験を行っています。

フードコンピューターとは、よってその土地の気候(湿度や気温)を再現し、植物工場にデータを送って、植物を作るという仕組みなのだそうです。

つまり、アメリカの同じ工場で、日本産のいちごやメキシコ産のトマトを作ることを可能にしているのだとか。

現在は試験中ですが、そう遠くはない未来に現実になると予測されています。

垂直栽培の植物工場「Plenty」

アグテックの分野では、アメリカの「Plenty」という企業が注目を集めています。

Plenty社の開発した植物工場の特徴は、 完全人工光型で 、写真のように約6mの垂直式のLED栽培ということです。 (垂直式栽培なのかというと、空調管理が行いやすい )

また、この植物工場では、IoTで全て管理されており、LED光源の波長・照射時間、エアコンの稼働時間、温度・湿度・液肥などを自動でコントロールすることができるということです。

この「Plenty」は、ソフトバンクの孫正義氏、AmazonのCEOジェフ・ベゾス氏などから投資が決まっており、今後の注目企業の一つとされています。

社会問題をテクノロジーの力で解決できるか?

人口爆発や気候変動にともなう食糧不足をITの力で解決することを考えて作られた「アグテック」。

アグテックはアメリカのほかにも、オーストラリアやドバイなどのアジア諸国でも、実は開発がすすめられている事業です。

少し気になることと言えば、人間が食べて安全なのか?といったところですよね。

しかし、今回の事例はむしろ既存の農業で栽培される植物より、栄養価の高い植物をコンピューター制御で作ることができるということで、かなり可能性を感じる事業です。

どういった技術で自然とテクノロジーを融合するのか?今後もしばらくはあらゆるシーンで語られニュースになることでしょう。

まとめ

かなり壮大なテーマだと思った人もいるかもしれませんが、起こるべく未来として、日本もかなり真剣に取り組むべき課題だと思います。

他にも、社会問題ではエネルギー問題、などさまざまな問題がありそれらも大きく関連することになるかもしれません。

他にもさまざまな事例があると思うので、チェックしておきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください