ブロックチェーン(P2P)について・今更聞けない基礎知識

2019年に入って多くの人の注目を集めたのは、フェイスブックのマークザッカーバーグが提案した「Libra」です。

そのLibraは仮想通貨やフィンテック事業となっていますが、その土台となっているのはブロックチェーン技術です。

ブロックチェーンとは、仮想通貨を含むさまざまなシーンで活用されている技術です。

そんな、今後注目されて多くのサイトで使われるようになるであろう「ブロックチェーン」の基本から、その技術のメリット・デメリットと、その技術の基礎となるP2Pについて分かりやすく紹介していきます。

今後注目を集め需要が増える技術の一つなので、チェックしておくと収入や就職口も増えると思われますよ。

ブロックチェーンとは?

引用元:blog.btrax.com

ブロックチェーンの「ブロック」とはデータの集まりのこと、「チェーン」は繋がりを意味しています。

つまりブロックチェーンとは、データの集まり(ブロック)をWeb上で繋げて「記録を残すシステム」であり、元々はビットコインシステムを成立させるために考え出されました。

普段、自分のパソコンでWebを見ているときは、企業か個人が保持するサーバーを呼び出して、表示しています。(図・左)

しかし、ブロックチェーンの場合は、サーバーを必要とせずにインターネットに繋がった複数のパソコン端末でデータを持ち、他のパソコンや端末から自由にそのデータを閲覧することができます。(図・右)

そのため、ある場所でデータが更新されると、インターネットを通じて、他の人の端末も自動で更新されます。

その仕組みのおかげで、データの改ざんをすることが困難となり、簡単に言うと悪いことをしてお金を得ようとする人が減るということです。

「ブロックチェーン」のメリット

データ改ざんなどを防げる

ブロックチェーンのメリットとしては、仮想通貨の取引のデータを本人だけでなく、他の人が閲覧でき、相互に管理し合うことができるので、データの改ざんを防ぐことができます。

また、銀行のように特定の管理機関がないため、権限が一箇所に集中することがなく、全員で管理し合う(分散型)ことになります。

例えば、ビットコインでは全ての取引が公開されており、データ改ざんができないため、不正に取引をしたりすることがなく、オープンで透明性の高い取引を行うことができます。

海外への送金が簡単

ブロックチェーンを利用した技術ならば、特定の金融機関を介さないため、海外への送金コストが大幅に削減できます。

普通、海外送金は金融機関を経由すると、数百円から数千円の手数料が発生します。

しかし、ブロックチェーンによってユーザー同士が直接、送金することができるので、手数料が少なくなります。

そのため、海外でビジネスを起こしやすくなったり、海外からの送金が可能になるので、企業でもグローバル化が進みやすくなると考えられます。

サーバーがいらないので低コスト

サーバーを必要としないので、Webサービスを低コストで運用することができます。

また、アクセスが集中して、サーバーがダウンするといったこともありません。

もし一つのサイトがダウンしても、他のサイトに自由にアクセスすることができ、そのためサイトを、快適に遅延なく利用することができます。

ブロックチェーンのデメリット

ブロックチェーンは、まだ開発されて間もない技術なので、どのように利用されていくのかが未知数の技術です。

そのため、予期せぬことがおきたりする可能性もあったり、ウィルスが取り込まれるなどの安全性の問題も考えられます。

なぜかというと、ブロックチェーンはプログラム通りに判断して動くため、何か予期せぬことがおきた場合は、自分で対応することができません。

さらに、ブロックチェーン技術は相互に管理しあうという技術なので、セキュリティ面では安全ですが、取引所がハッキングに合うなどで、データが流出したりといったこともあり、基盤がものすごく重要になります。

そのため、プログラムがしっかりとしている信頼できるブロックチェーンで、よくリスクを理解していないとかなり危険だということも覚えておきましょう。

知っておいて損はない、P2Pとは?

「ブロックチェーン」はP2Pネットワークという技術を応用して作成されています。

P2Pとは、Peer to Peer の略称で、「Peer (同等の立場)同士でシェアすること」という意味があります。

ブロックチェーンを開発したいと言う人には、P2Pネットワークについて少し知っておくと理解が深まりやすいです。

P2Pネットワークとブロックチェーンの関係性を簡単に解説していきます。

P2Pネットワークとは?

ブロックチェーンの説明でも話しましたが、現在、インターネットではクライアント(私たち)が、サーバーと通信することによってネット上のコンテンツにアクセスして見ることができます。

そのため、Webにアクセスが集中すれば、サーバーがダウンして見られなくなるなどの障害が発生します。

しかし、P2P型ではサーバーを経由せずにクライアント同士で情報を持ち、管理しあうことで処理を行うことができます。

この「P2P技術」は技術的には複雑なため、開発者が少ないと言う現状があり、今後も需要が増えている技術の一つです。

既に使われている!P2Pによって開発されたサービス

skype.com

先ほど紹介した、ビットコインなどの仮想通貨以外にも、P2Pによって開発されているサービスはたくさんあります。

例えば、世界中の人と文字・音声・ビデオチャットを無料で利用することができる「Skype」です。

Skypeでは、ユーザー同士がP2Pで接続することで、それまで高い通話料が必要だった電話機能が、全て無料になりました。

また「μTorrent」という、ユーザー同士で大型のファイルを交換できるというサービスもあります。

著作権上の問題や、不適切な画像の流出などが課題となっていますが、こちらもP2P技術を応用したソフトです。

まとめ

以上、最近何かと話題になっているブロックチェーンについて紹介しました。

ブロックチェーンは今後も注目を集める技術の一つで、さらに需要が増えています。

需要があるということは、収入も増えるということです。

ぜひ、この機会にいろいろと調べておきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください